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nat

Author:nat
22歳の女子です。
「目指すはガーリー!」なのに、
なぜかグロかったり、悪趣味なものにも惹かれてしまう、 妄想の申し子です。

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パリ、恋人たちの2日間


観てきました、「パリ、恋人たちの2日間」。
恵比寿でダージリン急行を観た時に予告を観て、
彼と一緒に「観たいねー。おもしろそう!」なんて話していたのです。
でもそのときのわたしにはゴールデンウィークなんて遥か先の話に思えていたのに…。
っていうかもう6月!早いわぁ…。
まぁ、兎にも角にもわたしたちの審美眼は間違ってなかった!(笑)
ということで、とてもシニカルで面白い作品でございました。

というか、もうこのチラシを目にした時点で完璧に惚れてしまったのですよね。
なんてセンス溢れるチラシ…ジュリーの着ているドレスも素敵だし!

そして、なんと言っても主演の二人…。
「恋人たちの距離」のジュリー・デルピーに、「あの」アダム・ゴールドバーグ!
わたしは昔から目をつけていましたよ、彼の濃さに…(笑)
クリスティーナ・リッチちゃんとはどうなったのかしらん。

ま、ともかく儚げなジュリーとオスフェロモンむんむんな2人の過ごす2日間のお話でした。
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もうねー、全てがセンスが良いです。
洋服も、ダサかわのような、それでいてオサレなまさに巴里っ子のような着こなし。
音楽も、笑いも、ダメなところもキュートなところもやるせないところも、
すべてがさらりと描かれていて。
でも、その「さらり」感がものすごく気持ちよくて、さらりなのに、心に残ったりして。

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ジュリー・デルピーは本当に知性がある女性なんだろうなぁ。なんてイメージは持っていましたが、
今回は音楽、ユーモア、ファッションにおいてもセンス爆発でした。
そもそもカメラマンなのに網膜が傷ついていて焦げたフィルムのような映像しか見れない主人公。
彼氏は神経質で口うるさくて嫉妬深いし、
彼女は自由奔放で気分屋で、でも彼のこと愛してる。
なんだか、不完全な人こそ愛おしいって法則にさっそく巻き込まれてしまいました。
真面目な人って印象だったジュリーがこんな女の子を演じるのがまた可愛い。
そしてそんな自分を監督してるなんて。ふふ。
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元ヒッピーでヒステリー持ちのママもエロいものばかり作ってるアーティストのパパも、
現実的な教師の妹も、みんななんだかいいのよね。
巴里の感覚っていうか。そう、なんだか感覚で「あぁ、そういう感じだよね。なんかいいな」と思う。
なにかを共有しあう感じとか、日本の家族のあり方とは違うみたい。
まぁ、各家庭によって違うんだろうけれど。
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そして、カップルの2人。
嘘ついたり、正直すぎたり、あっというまに愛が冷めるような気がしたり、
やっぱり彼じゃなきゃと思ったり、怒りが抑え切れなかったり、
色々あって、分かりあってるつもりで分かり合えてなかったり、
泣いて、笑って、むっつりして、また笑って、キスして、
本当、カップルってややこしい。

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でも、微笑ましいんだな。
完璧じゃなくても、ダメなところあっても、やっぱり好きだったりするんだよね。

実はアダムが演じてた役が、彼に似てるなーなんて観ながら思ってたのです。
でも、へんてこりんな男だったから、なんとなく心に秘めてたのです。
そしたら観終わってしばらくして、彼が何か言おうとして、「やっぱりやめた」って言うのです。
「なにー?白状してよー」って問い詰めたら
「…あの男の人、僕に似てない?」だって!!
笑ってしまったー!自分でもそう感じたか!
まぁ、見た目も確かに濃いけど、
普段はそうでもないのに変なところで細かかったりとか、
急に何かに熱中してみたり、困ったり動揺したときの表情とか似てる。

声出して笑っちゃいました。ぷぷ。

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

いやー、今日は良い日だった…!
彼とデートでした。
いつも私が遠出して会いに行くので(っていうか、わたしの家が田舎だから必然的に…)
今日はわざわざ彼を呼び寄せて、わたしの家の近くで会ったのです。
念願のマイ・ブルーベリー・ナイツを鑑賞しました。

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ずっとずっと楽しみに待ってた甲斐があった…!
甘くて切ない。
とてもありきたりな言葉だけれど、その「甘さと切なすっぱさ」が、
何より素敵なのだ…なんて思っちゃいました。
まさにブルーベリー・パイ。

いわゆるロード・ムービーなのだけれど、
恋で傷ついた主人公が旅に出て、旅を通して出会う人々もまた傷ついていて、
そんな人を見守り、側にいて、彼女はまた自分と向き合い…。そんなお話。
淡々としているようで、どこか夢のようで、
ニューヨークからベガスまで、アメリカという国の横断を通して見る各地も面白いものがあります。

ウォン・カーウァイ監督作品は初めてだったのだけれど…
勝手に抱いていたイメージ通り、色使いがとても素敵な監督さんでした。
淡い光に包まれるスクリーン。
所々に光るネオン、それを映す窓ガラス。
さりげなく色味を計算されて配置された家具たち。
気付くか気付かないかのゆるやかなスローモーションで表情の微かな変化をじっくり見せる手法。

なにか、おぼろげな映像の中から心の機微が溢れだしてくるようで、
それが自分の心を溶かして、しまっておいた想い出や感情を流れ出してしまうようで。

人は別離を経て、また人と出会い、つながっていくのですね…。
人生とは、その繰り返しなのか…。

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ノラ・ジョーンズも素朴で、自分に素直な女の子を好演していたし、
ジュード・ロウもお人好しで気のいい、でもちょっと過去ありのカフェのオーナーを、
好感度たっぷりに演じてました。
わたしはこの人がプレイボーイを演じるときより、ちょっと抜けてるけど憎めない役をしてるときの方が好きだな。
でも、なんていってもレイチェル・ワイズが素敵だった。
この人がこういう役やっているの初めて見たし、心に残りました。
人と人がお互いに愛情を感じるのは簡単だけれど、
「愛し合う」っていうのは、単にそれだけじゃないんだな、きっと。
それを円熟した演技で魅せてくれました。

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それでも、恋って素敵。愛ってすごい。
ジェレミーがエリザベスの唇の周りに残ったバニラアイスをキスして取り去ってしまうところ、
どきどきしちゃった…。

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わたしも、これからたくさんの人に会って、感じて、自分自身を見つめよう。
それを忘れないでいよう。

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最近観た映画

最近、TSUTAYAの半額キャンペーンが毎週のようにあって嬉しい限りです。

ZodiacZodiac
(2007/11/02)
ジェイク・ギレンホール.マーク・ラファロ.ロバート・ダウニーJr.アンソニー・エドワーズ

商品詳細を見る

ジェイク・ギレンホールとマーク・ラファロの共演に惹かれて鑑賞。
デビット・フィンチャー監督作ということですが、わたし的にはあまり…という印象。
終わりのないどよ〜んとした暗い印象に疲れてしまいました。そして長い。
ジェイクとマークの眉間に皺寄せた濃いお顔を堪能できたのでまぁ良いか。という感じ。
好きな人は好きなのだろうな。事実に基づいた話という点も興味深い(かった。最初は)
男性特有の執着でもあったのかもしれないな…。
しかし、クロエ・セヴィニーは可愛かったな。
ジェイクとクロエの夫婦役って…!なんか凄い。正反対の2人っていう印象なのに。
映画の中ではしっくりきました。
私生活ではエッジの効いた感性抜群!っていう感じの娘が、
映画で平凡で地味な感じの役を演じているのを見るのが好きだったりします。
なぜだろう…。

ボルベール<帰郷>コレクターズ・エディションボルベール<帰郷>コレクターズ・エディション
(2008/01/01)
ヨアンナ・コバ、ロラ・ドゥエニャス 他

商品詳細を見る

言わずと知れた、アルモドバル監督の作品。
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥー・ハー」に続く
女性賛歌3部作の最終作品ということなのですが、
わたしはこのボルベールが一番好きです。
この監督が描く「女性の描き方」ではこの映画が自分には一番しっくり来るからかも。
ろくでもない男たちに、とんでもない目に合わされながら、
それでもしたたかさと愛情を持って生き抜く女たち。
鮮やかな色彩、早口でまくしたてられるスペイン語、強い絆やほとばしる感情…。
女性という生き物をここまで濃密に、そして活き活きと、さらりと描いている点に、
監督の、女性への尊敬と愛情を感じました。
ストーリーはそんな爽やかなものではないのに、鑑賞後は、爽快感さえ感じました。
どんなに辛いことがあっても、化粧をしっかりして、美しい女性として、強い母として生きていく。
そんな主人公を母国語で活き活きと演じるペネロペの色気に惚れ惚れしました。
何かに挫けそうになったとき、もう一度観直したい作品。
きっと励まされ、また頑張る元気をもらえそう。


サン・ジャックへの道サン・ジャックへの道
(2007/09/26)
ミュリエル・ロバン、アルチュス・ド・パンゲルン 他

商品詳細を見る

これも劇場公開していた時期から気になっていたのですが、今頃やっと鑑賞しました。
フランスからスペインへの巡礼ルートをひたすら歩きまくる、これまた訳アリ人々のお話。
所々おとぎ話的な映像が入ったりして、彼らの心理状況を表しているのですが、
あまり違和感はなかったかな…。
時々、くすりと笑えてじんわり胸があったかくなるような映画でした。
「巡礼」という宗教的なベースながら、
ちょっとずつ人生につまずいている大人たちや、アラブ人ながら巡礼に参加している恋する少年や、
お金持ちの冷めた少女たちが、
綺麗な景色の中をひたすら歩きながら、少しずつ癒されていき自分の人生の一歩も踏み出せるようになる…。
そんなシンプルな物語です。しかし、これが逸品。
わたしの中でオススメしたい映画ランキング入りです。
人に優しくするって難しい。人に優しくされるって、嬉しい。
人と向き合うのも、自分と向き合うのも簡単じゃない。
人生において必要で、でも毎日の雑事の中で投げやりに後回しにしてしまうことを、
「歩く」というシンプルな行動の積み重ねの中、見つめなおすことができるのかも。
登場人物たちも最初は小憎たらしかったりするのだけれど、どこか感情移入してしまいました。
とにかく、作中に見れる美しい自然風景だけでも観る価値ありです。


良い映画を観れただけで、とてもその日一日を充実させられた気分になれます。ふふ。
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ダージリン急行
上映始まり2日目、早速観てきましたダージリン急行
大好きなウェス・アンダーソン監督の作品とあって、相当楽しみにしていたのです。

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「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の俊英ウェス・アンダーソンが個性派俳優たちとインド・ロケを実施。風変わりな3兄弟の冒険と再生の旅を、独特のユーモアでつづる。
父の死以来、絶縁状態だったホイットマン家の兄弟3人が、長男フランシスの呼びかけで集結。彼らはインドを横断する急行列車の旅で絆を取り戻そうとするが、次々と予想外の事態に見舞われていく。


MoveiWalkerより。

ということで、アンダーソン監督お得意の不器用な家族が絆を紡ぎ直す物語。という感じなのですが。
まぁ、今回は3兄弟の悲喜こもごもでした。
長男をウェスファミリーの一員・オーウェン・ウィルソン、次男を初参加のエイドリアン・ブロディ、
三男を脚本も監督とローマン・コッポラと一緒に手がけたジェイソン・シュワルツマンが演じています。
(思えば、「天才マックスの世界」からすごすぎたわ、このコンビ…とビル・マーレー笑)

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長男に呼び出されて集まったものの、疑心暗鬼だらけで心を開けない3人。
しかし、予期せぬドタバタ続きの中、少しずつ心を通わせていく…という展開。
こう書くと平凡な感じですが、そこはウェス・アンダーソン!一筋縄では行きません。
とにかく、3兄弟一人ひとりが問題を抱えていて、長男なんか最初っから包帯ぐるぐる巻き姿で登場。
次男も妻の妊娠に動揺していて現実逃避気味だし、
三男も失恋直後で、列車のお世話係といきなり…なんて、もうグダグダ。
でも、3人とも心に傷を抱えているのですね。
そして、ある事件をきっかけに、彼らは自分たちを捨てた母親に会いに行くのです。
この映画には、「家族の再生」だけでなく、「人生の再生」、「死と向かい合うこと」などのテーマが込められている様に感じました。
それらを、スピリチュアルな国・インドで、宗教なんのって言わずに、目で見て感じ取らせるよう、やってのけた監督…すごい。
そして、題材としてはシリアスなのかもしれないけれど、
それをダメな大の男たちがドタバタとした旅を通して学ぶものだから、
クスリと笑ってしまい、そして終わりには彼らが愛おしくなってしまうのでした。

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同監督映画の常連さんたちがこれでもか!というくらいに出てくるので、それもまた見所のひとつ。
冒頭に、ボブ・マーリーが出てきて走ってるだけで、笑ってしまいましたものね。
そして、彼女も常連・アンジェリカ・ヒューストンが不可思議な母親として登場。
髪型も似合っていて美しいわ〜と惚れ惚れしてしまいました。
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さらに、インドを舞台にしていて、実際にインドでロケを敢行したにも関わらず、
画面全体から濃厚に漂う、「メイド・イン・ウェス」の香り…(笑)
見事に、インドとウェス風味の融合がなされていました。
(というか、「インド風味のウェス世界」って感じ)
それだけ、一つ一つの小物やデザインが素晴らしいということ。
特に、マーク・ジェイコブスがデザインした3兄弟お揃いのスーツケースたちったら、もう見事。
映画の中でも、大きな存在感を残しています。
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とにかく、わたしがなんやかんや言うより、予告編を観れば一目瞭然なのですが(笑)


…と言うわけで、長々と語ってしまいましたが、まだ続きます…!(笑)
...more
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Annie Leibovitz
少し前になりますが、アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生を鑑賞しました。

ドキュメンタリーと言いつつ、そこまでアニーその人の内面を覗けたかというと分からないけれど、
第三者として彼女のパワー、信念、情熱等々を感じるには充分でした。

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映画を観ていれば、これもあれも!登場する写真たちは今までわたしがうっとり見惚れてきたものであり、
誰もが一度は見たことのある、古くかつ人の心に残り続ける写真であり、
ついこの間、本屋で見かけた流行最先端の写真であり…。
衝撃的です。
今まで「素敵!」と思った写真のほとんどは彼女の作品だったのね…!
それなのに知らなかったという事実に恥じ入ってしまいました。
一枚一枚の写真に対して、初めて見たときの衝撃と感激が思い起こされます。
それだけわたしの心に余韻を残した作品たちだったのです。

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このフォトシュートの数時間後にジョン・レノンが暗殺されたというショッキングな写真。
でも、最後の最後に、この写真によってヨーコへの深い愛を人の心に焼き付けることができたのではないか…などと勝手に思ってしまいます。

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VANITY FAIR誌のために撮りおろした映画マリー・アントワネット用のスチール。
劇中でこの写真の撮影風景を見れたのが、また大感激!
「ブラボー!ビューティホー!」と連呼するアニーが印象的でした(笑)

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これも、2人の美しさにうっとりした一枚。
なんていうか、清さと妖艶さを同時に感じます。

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これもわたしがまだ幼い頃に撮られた写真のはずなのに、何故かどこかで見知っていた写真。
昨今のセレブママたちの妊娠ヌードなんかとは一線を画す、崇高さ。
まぁ、昨今のセレブママ写真もアニーが撮っているのかもしれないけれど(笑)
やはりこの写真が巻き起こした物議も相当だったのでしょう。

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恥ずかしながら、最初はアンジーがマドックス君を引き取ったときに、わたしは「自己満足のためなんじゃないの?」なんて思っていたのです。
でも、そんな疑念を吹き払ってくれたのが、この写真でした。
どんなに彼ら親子が愛し合っているかは、この写真を見れば一目瞭然です。

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キーラちゃんのオズを代表に、アニーの撮った有名人をフューチャーしたディズニーおとぎ話シリーズ
(スカーレットのシンデレラ、J.Loと旦那のアラジン、ビヨンセのアリス、ベッカムの王子様など…)
も、また圧巻の創り込み!という感じで、これぞアメリカのコマーシャライズ力の底力!というか…うまく言えないのだけれど、そういうものを感じました。
なんともゴージャス。撮った時点でこの出来上がりの世界観は完成しているのか、
彼女の写真をベースにCGチームが重ね塗りしていくのかは分かりませんが、
セットを用意して構想を練る時点で素晴らしい仕事が成されていますよね。
ちなみに、映画によると後ろのマーチングバンドを呼んだのはアニーのようでした。

…ということで、まさに華やかな世界の華やかな住人たちを
独創的で、かつ普段隠されている内面をさらけ出させるかのような姿で写真に収め、
人々を魅了し、数多のセレブたちの賞賛と尊敬を集め、「彼女が撮ってくれるなら飛んで行くわ」とまで言わしめるほどの存在になった彼女ですが、
一方で、彼女の撮る家族のポートレイトも素敵です。
華やかな表紙やスチール用写真たちとは違い、ひっそりと愛を込めて撮られているのです。

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ローリング・ストーンズのツアーに同行し、ドラッグで身をぼろぼろにしながら貪るように彼らの写真を撮った70年代や、
パートナー、スーザン・ソンタグとの出会いと別れ、
50歳を過ぎて子供を授かる経験…
ドキュメンタリーというには、そこらへんの突込みが浅かった気もしますが、
製作が実妹ということもあり、まだまだ存命中のアニーにはまだ露わにできない部分もあるのでしょう。
彼女の本質や生き様というのはまだまだ奥深い気がします。
それは生きている限り変わっていくものだし、他人は彼女から溢れ出ているものをすくい上げ感じるしかできないのかもしれません。

それでもなお、あの素晴らしい写真の数々の裏には、彼女の人間性が大いに関係していると確信できます。
レンズによって一枚隔てるのではなく、一枚剥がされるような…。
そんな印象を受けました。


写真集欲しいなー。

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